「任意売却で借金がいくら減額できるか知りたい」
「任意整理で和解が成立しないことはある?」
借金問題の解決を望む方の中には、他人の体験談を参考にしたいと考える方がいます。
借金の悩みは人に相談しにくい内容ですから、成功事例を聞きたいと考えるのは当然のことかもしれません。
そこで本記事では、当事務所が実際に行った任意整理の事例をまとめました。相談者様のリアルな体験談もご紹介するので、任意整理を検討中の方はぜひお読みください。
目次
体験談①25歳女性(事務職)|度重なるリボ払いで返済が困難に
1人目は、一般企業で事務職をされている女性(以下Aさんとします)の事例です。
Aさんは日頃からお買い物はクレジットカードで支払いをしていました。毎月のお給料は手取りで18万円ほど、ボーナスは年1回で約20万円です。
この中から生活費の支払いと奨学金の返済をされていました。また化粧品や衣類にも月数万円のお金をかけていたとのことです。
借金の総額:500万円(返済額:6万円/月)
Aさんからご相談をいただいた時点での借金の総額は約500万円。
内訳はクレジットカードのショッピングが270万円、奨学金が230万円です。月々の返済額は6万円で、家賃や光熱費、生活費を払うと手元にお金はほぼ残らない状態でした。
ご本人いわく「仕事のストレスで買い物がやめられず、カード払いを繰り返していた」とのことです。ご両親に奨学金の滞納を知られるのが不安という思いから、当事務所にご相談いただいた経緯があります。
任意整理後の返済額:3万5千円/月
債権者(クレジットカード会社)への交渉の結果、月々の返済額は6万円→3万5千円(マイナス2万5千円)となりました。
大幅な減額となり、その後残りの借金も完済されたようです。
月々の返済額が6万円を超え、借金の総額を計算して絶望しました。お給料だけで返していける自信がなかったし、何より親にバレるのが怖くて…。将来は家庭を持ちたいと思っていましたが、借金がある状態では到底無理だと思い、りらいふさんに相談しました。
最初は自己破産するしかないと思っていたのですが、任意整理で解決しましょうとご提案いただきました。結果として月々の返済額が大幅に減って、りらいふさんに相談してよかったと思いました。とても親切に対応してもらえて本当によかったです!
体験談②50歳男性(自営業)|経営難から借入を繰り返す
2つ目の解決事例は、自営業の50歳男性(以下Bさんとします)のケースです。
商店を経営していたBさんは、経営難を理由に借入を繰り返していました。プライベートの借入も含めると計5社、総額350万円の借金がありました。
このほかに自動車ローンも100万円残っており、ご相談をいただいた時点ですでに1回滞納されていた状態です。
借金の総額:450万円(返済額:8万5千円/月)
Bさんの借金は総額450万円、月々の返済額は8万5千円です。
貯金もなく、頼れる身内もいないとのことで当事務所へ問い合わせしたという経緯があります。
Bさんにはご自身の商売の都合上、車はどうしても手放したくないという強い希望がありました。また、仕事で長く取引のあるお客様に迷惑をかけたくないというお話も伺っています。
任意整理後の返済額:5万/月
当初、Bさんからのお問い合わせは自己破産の相談がしたいという内容でした。
しかし車を残したいというご希望や借金の額、月々の収入などから総合的に判断し、任意整理での解決となりました。返済額も8万5千円→5万円(マイナス3万5千円)と大幅な減額が成功したパターンです。
商売がなかなかうまくいかず、借入を繰り返した上にプライベートでも浪費してしまいました。滞納もしていたので、督促状が届いた時にすごく怖くなったのを覚えています。
自分には身内がいないので頼る人が誰もいません。ただお客さんにはどうしても迷惑をかけたくなかったので、藁にもすがる思いでりらいふさんに相談しました。
自己破産するつもりで問い合わせましたが、裁判所を通さない任意整理を提案していただきました。すぐに手続きを進めてくれて、今は感謝の気持ちでいっぱいです。
体験談③33歳男性(公務員)|妻に内緒で任意整理がしたい
3つ目は公務員の33歳男性(以下Cさんとします)の事例です。
Cさんは飲み代やショッピングなど、浪費癖があることを自覚されていました。ご結婚されている方で奥様は専業主婦。月々の生活費を奥様に渡し、家計はCさんがご自身で管理されていたようです。
クレジットカードの支払額が増え、奥様に生活費を渡せなくなったとのご相談でした。①奥様に知られたくない②車は手放したくないという2つの希望があったので、任意整理をご提案しています。
借金の総額:330万円(返済額:9万円/月)
Cさんの借入総額は330万円(うち自動車ローンは150万円)です。
月々の返済額が7万円を超えた頃には、ボーナス払いでどうにかやりくりしていたそうです。しかしそう簡単に浪費をやめることはできず、月々の返済額が9万円を超えてしまいました。
任意整理後の返済額:4万5千円/月
債権者との和解が無事に成立し、月々の返済額は9万円→4万5千円(マイナス4万5千円)へと減額されました。
任意整理での解決なので、奥様に知られることなく返済負担を軽減できた事例です。Cさんは「お金の使い方を見直すきっかけになった」とお話されていました。
飲み会と趣味にお金をかけすぎた結果、カード会社から9万円の請求がきて驚きました。最初はボーナス払いでどうにかなっていましたが、貯金を切り崩さなければ返済できない状態まで追い込まれました。
妻にバレるとまずいので、内緒で債務整理がしたいとりらいふさんに相談したところ任意整理で手続きをしてもらいました。
借金が減ったと聞いた時は本当に嬉しくて、ホッとしたのを覚えています。これから子供にもお金がかかるので、今のうちに借金を減らせて本当によかったです。
体験談④47歳男性(流通業)|コロナ禍で収入が大幅に減少
続いて、47歳男性(以下Dさんとします)の解決事例を紹介します。
Dさんは長年、流通系の会社に勤めていました。パートで働きに出ている奥様と、中学生・高校生のお子様の計4人家族です。
Dさん曰く「最低限の最低限の生活はできていた」とのことですが、新型コロナウイルスの感染拡大によってCさんの収入は大幅に減少。ご相談いただいた時は貯蓄を切り崩しながら生活していたそうです。
借金の総額:410万円(返済額:7万8千円/月)
Dさんには計6社から総額410万円の借入がありました。
月々の返済額は7万8千円で、収入が減った状況で返済を続けていくのが難しくなったとお話されています。
お子様が大学進学を希望しているとのことで「これ以上貯蓄に手を出すことはできない」というのが任意整理をしようと思ったきっかけです。
任意整理後の返済額:2万2千円/月
Dさんの借入には1社、独身時代から返済を続けているものがありました。
こちらは過払い金が発生しておりましたので、返還請求の手続きを行いました。結果として月々の返済額は7万8千円→2万2千円(マイナス5万6千円)となり「生活がかなり楽になった」とのことです。
まさか自分に過払い金が発生していたとは思ってもみませんでした。コロナ禍の給料カットで家族に迷惑をかけてしまうのが本当に心苦しく、どうにかしたい一心でりらいふの田中さんに相談。結果として返済額が大幅に減り、本当によかったです。
正直なところ、独身時代の借金を未だ返済し続けていたことは妻には秘密でした。月々の返済額が少額だったこともあり、私自身借金の自覚があまりなかったのかもしれません。
今回の出来事をきっかけに独身時代の借金を妻に知られてしまったわけですが、私としてはお金の使い方を見直す機会ができてよかったです。子供たちに迷惑をかけないよう、心を入れ替えてやっていこうと思っています。
体験談⑤41歳女性(パート)|独身時代の借金を返済し続けている
最後に紹介するのは、パート勤務の41歳女性(以下Eさんとします)の事例です。
Eさんは既婚者で、独身時代の借金を今も返済している状態でした。家族構成は会社員のご主人と2人のお子様です。お子様は2人とも私立の小学校に通っていて、出費の大半を教育費が占めている状況でした。
下のお子様も小学生に上がったと同時に家計に余裕がなくなり、当事務所にご相談いただいたという経緯です。
借金の総額:400万円(返済額:10万5千円/月)
Eさんのご家庭全体としての借入は400万円で、うちEさんが独身時代に作った借金の残額はおよそ150万円です。
ご主人はEさんの借金を把握していなかったので、このままご主人に知られず返済負担を軽減したいとの希望がありました。任意売却前の返済額は月々10万5千円です。
任意整理後の返済額:6万5千円/月
任意整理によってEさんの返済額は10万5千円→6万5千円(マイナス4万円)に減額されました。
ご希望通り、ご主人に知られることなく手続きを行っています。今までは借金の不安から家庭内でイライラしてしまうことが多かったようですが、和解成立によって気持ちが楽になったとお話されています。
子供を私立の学校に通わせたいという希望があり、主人も仕事を頑張ってくれていました。しかし想像以上にお金がかかること、そして個人的な借金の問題で不安な日々を過ごしていました。
借金がなければ家計にもっと余裕があったと思うと、自分が情けなく思えて仕方がありません。田中先生のおかげで不安も解消できて、本当に感謝しています。
まとめ
借金のお悩みは他人に相談しづらい内容で、返済できず困っていても1人で抱え込んでしまう方は非常に多いです。
返済にあてるお金がなくても債権者は待ってくれません。すぐに対処しなければ差押えなど最悪のケースも想定できるでしょう。
もし督促状や催告書が届いているのであれば、できるだけ早く専門家に相談してください。借金問題に強い弁護士や司法書士であれば、返済負担を軽減する方法を提案してくれるはずです。
当事務所ではこれまでに数々の借金問題を解決へと導いてきました。任意整理をはじめ、自己破産や過払い金請求など、お客様の状況に合った方法でお悩みを解決いたします。
借金でお困りの方はぜひ一度当事務所までご相談ください。
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